昨日は布ナプキン手縫いの会でした。
毎回少人数で、和気あいあいの良い時間です。
ふわふわの無漂白のネル生地を手にすると、この布で体験したかったなぁといつも思うのです。
随分前から布ナプキンの存在は知っていましたが、自分で体験するということができないので、何となく遠い存在でした。
不勉強だったので、本当の良さが解らなかったのです。
当然、生理の悩みや、不妊で悩んでいらっしゃる方々にお薦めする自信もありませんでした。
ネットで調べるとか方法はあったのに、アナログおばさんなので思いつきもせず・・・。(^_^;)
ある日、福岡の方が布ナプキンのワークショップをしていると新聞記事で知り、「自分で作れるんだ!」
とはいうものの、私は裁縫が苦手なのです。
べにばな薬局のお客様でお裁縫の得意な方に、手縫いの会をしたいと相談したら気持ちよく引き受けて頂いて、実技はその方にお任せして今に至っています。
なぜ布ナプキンなのか?
☆市販の生理用品の安全性は?
ほとんどが石油製品で安全性は確かめられていません。
表面:漂白したレーヨン、ポリエステル、ポリプロピレンなどの不織布
内部:漂白した綿状パルプ、高分子吸収剤 ポリマーなどの吸収促進剤
その上、消臭剤、香料までも。
☆タンポン、ナプキンからダイオキシンが検出されています。
ダイオキシンの毒性・・最近注目されているのが「生殖毒性」
ダイオキシンのホルモン攪乱作用
女性の場合 子宮内膜症、流産、死産を引き起こすと言われています。
現在日本では、4人に1人が子宮内膜症や子宮筋腫で悩んでいます。
ドイツの研究で、「子宮内膜症の患者はダイオキシン類と同様の毒性を持つPCBの体内濃度が高い」といわれています。
汚染物質の体内蓄積も心配。
小児科医真弓定夫先生は「育児は子供が生まれる二〇年前から始まっている」とおっしゃっています。
☆ゴミ問題
初潮から閉経の間に使うナプキンは何枚だと思いますか?
なんと、一万数千個!
さらに、尿漏れシートや紙おむつなどにお世話になるなら・・・・
それらを焼却する費用や焼却時に発生するダイオキシン!!
☆布ナプキンで体が変わる
布ナプキンに変え、数ヶ月経つとその効果を実感することができるようです。
多くの方が悩まれている月経前症候群も軽減されるようです。
また、経血の排出のコントロールもできるようになり、自分で決めたタイミングで、トイレで排出することも可能になるそうです。(江戸時代までは、日本の女性は皆それが出来ていたようですよ。)
その他にも生理痛が無くなったり、日数も短くなったりと、効用は多くあります。
ここの語尾が、~のようです。というのが悔しいですね。
実際使ってみた方は、切り替えて良かった、思ったほど大変じゃないとおっしゃっています。
そして、尿漏れでお悩みだったの方も、「外出時の心配がなくなった、皆さんに教えてあげて!」と喜んでくださっています。
※参考図書 「ひろがれ ひろがれ エコ・ナプキン」
※“スペース ムウ”さんの無漂白ネル生地を使用しています。