2014年10月11日
「子宝通信No24」です。
今回は、『河合蘭さんの講演会「卵子の老化と高齢出産」より』と題して講演の報告です。
女性は何歳まで妊娠できるのか?
2011年には、ついに初産平均年齢が30代を超えました。
そして、このことが高年初産婦の定義まで変えてしまいました。
以前は30歳だったのが今は35歳ということです。
さらに、「40代でなければ、高齢出産だと思わない。」というのが
今の社会認識のようです。
しかし、社会の認識が変わったと言っても、人間の体が変わるわけではなく、
妊娠力のピークは今も昔も20代中頃。
閉経の10年前が最期の妊娠の目安といわれていますが、
それは生理周期を巡らせるホルモンの分泌が続いても、
それを受け止める卵巣が反応しなくなってくるからです。
また、体外受精の成功率も年齢と共に下がってきます。
数字的には40代後半でも妊娠可能ですが、
妊娠から出産が可能かどうかはかなり個人差があります。
つまり、妊娠時には循環器系に大きな負担がかかるので、
育児も含めて耐えうる身体であるかどうかが問われます。
年齢が高くても低くても、元気な体作りは重要です。
妊娠しやすい体作りは元気な体作り。 ご相談ください。
つづく
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2014年9月24日
本日の薬用酒作り無事終了(実は、今日どうしても来られないという方の為に、昨日も開催)
十全大補酒と楊貴美酒二処方を作りました。
それぞれの生薬の読み方や薬効、薬味、薬性(温める、冷やす、どちらでもないなど)、
出来上がったものの効果などをお話し、各自秤取って頂きます。
デジタル秤もあるのですが、普段天秤など触れることもないだろうということで、
少々面倒ですが天秤で量り取って頂きました。
2ヶ月後、生薬を濾し氷砂糖や蜂蜜などの甘味を加えて、さらに1カ月ほどおいて
飲めるようになります。
本日のおもてなし
冬瓜のコンポートと楊貴美酒で使用した菊花のお茶
冬瓜のコンポートは、すこぶる好評!
お母さんに食べさせるとお持ち帰りでした。
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2014年9月19日
お子さんの皮膚の相談でご来店されていたお母様が、
「これは何ですか?」と尋ねられたので、
灸剤に着火して耳に当てて差し上げました。
すると、「何これ?すごか!こんな感覚初めて!」と大変気に入られました。
予定外だったと思うのですが、「うーん。やっぱり買って行こう。」と
お買い上げ頂きました。
夏の冷房で冷え過ぎた体に、日中と朝夕の気温差でバランスを崩した体に、やさしく、
ほっこりと温かい・・・。
こころも体も癒されます。
これは医療機器「邵氏温灸器」 です。 お灸のように熱くなく、痕もつきません。
自分で簡単にできる「ツボ温灸療法」 秋の夜長にほっこり・・・いかがですか?
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2014年9月17日
10月14日は大阪で子宝カウンセラーの会の研修会でした。
今回の特別講師は「卵子老化の真実」の著者 河合蘭さん。
生殖医療、周産期、新生児の医療専門家や一般の母親へのインタビュー、
更にはインターネットによるアンケートなどを元に、現在の出産についてあらゆる視点
からのお話でした。
2011年には初産平均年齢が30代を超え、以前は30歳だったのが今は35歳と
高年初産婦の定義まで変わってきたこと。
さらに、「40代でなければ、高齢出産だと思わない。」というのが社会の認識のようです。
しかし、社会の認識が変わったと言っても、人間の体が変わるわけではなく妊娠力のピークは
今も昔も20代中頃。
男性不妊は検査しないとわからないし、男性も年齢が上がれば上がるほど妊娠に要する期間
が長くなっていることを知っていてほしい。
女性だけが責められる時代が変わるといいね。と河合さんはおっしゃいます。
世間には「高齢出産」バッシングが存在するけれど、高齢出産は本当に社会問題で、不自然
なお産なのだろうか?と疑問を投げかけています。
『出産は若い時にできれば、それに越したことはありません。
でも、どの年齢のどんな出産にも、その家族にしかわからない良さがあり、
産み甲斐、生まれ甲斐というものがあります。 (略)
生命には必ず終りがあり、子どももいつまでも産めるわけではありません。
でも、限りあるものだとわかって、そこで、初めて輝きだす価値もあります。』
と著書のあとがきに書いてあります。
ここでは簡単にしか書けませんが、少しわかりやすくまとめるつもりです。
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