旅行の一番の目的が、最後になってしまいました。
最終日、現地は平日なので朝一番から夕方の飛行機の時間ギリギリまで、
上海中医薬大学の付属病院で研修。
婦人科の孫先生、内科の唐先生の診察室で問診、脈診、舌診を研修してきました。
中国では一人っ子政策が廃止されたせいか、2子目不妊の相談が多かったです。
何処も同じですね。
薬局では中々お目にかかれない様な舌も見せて頂きました。
生理痛の若い女性など、皆さん脈が細いという印象です。
病院では、通訳をして下さる現地の知り合いもいますが、
中国語も少しは話せるようにならなくては・・・。
さて、下の写真は空港のチキンライス。向こうに見えるコップはお冷やではなく、
50℃くらいのお白湯。(隣はビールのコップですが)
中国では基本的にお冷やはありません。レストランでも最初に温かいお茶が出てきます。
ビールは少し冷えてはいますが、この季節ですから室温程度。
体温より低いものは胃腸によくないということなのでしょうが、
頑ななくらいのこの姿勢が私は好きです。
でも、外国人が多いレストランでフレッシュジュースを注文したとき、
「アイス?」と尋ねられ思わずうなずきましたが、なんと氷が入っていました。
とうとう・・・というか、こうやって食文化が崩れていくのかと少々ショックでした。
でも、まだ外国人(ほとんど日本人)向けという感じです。
だから、わざわざ聞かれたのでしょうね。