京都東本願寺渉成園の池で
かるがもちゃんが3羽仲良く、お母さんが帰ってくるのを待っていました。
Aさんは40代。ご結婚3年目。
昨年夏、体外受精に挑戦されたのですが、受精卵の成長がうまくいかなくて移植できず、
「身体づくりが大事なのではないか」と思い、秋頃初めてお見えになりました。
2回目の採卵は10月の予定でしたが、
原始卵胞から約3カ月の時を経て、前胞状卵胞になり、
そこからおよそ3カ月で排卵できるようになることをお話し、
最低でも3カ月間、質の良い卵子になるように養生することを提案しました。
今年2月に卵胞が確認できたことをとても喜んで、採卵、移植と進みましたが、
その後ふっつりと来られなくなり、心配しておりました。
妊娠反応が出なかったことがとてもショックで、年齢のことも考えて諦めていた
のだそうです。
でも、身体づくりをして卵胞が確認できることがわかったので、もう一度やってみたいと、
ご主人と相談して再挑戦することになりました。
確かに、「子供を授かり、無事に出産する」ということには期限があります。
40代前半は、その期限をひしひしと感じる時ではあります。
期限があるからこそ、あの時もう少し頑張っておけば・・・という後悔が
ないようにしてほしいと思っています。
Aさんは「今年いっぱい、身体づくり頑張ってそれでだめなら、後は自然に任せます。」と
にっこり。
ただでできる食生活や生活習慣の改善は妊娠のためだけではなく、
あなたの健康のためでもありますよ。
ご一緒に、もう一度頑張ってみましょう。