べにばな薬局のブログ

子宝と五臓 その1

2014年6月4日 水曜日

 

 

  中医学的にみると、赤ちゃんを授かりやすい身体と関係が深い臓器は、「腎」「肝」「脾」です。これは男女ともに共通です。

 

 今回は「腎」のお話

「腎」には排尿機能を順調にする働きのほかに、足腰を強くしたり、成長・発育、老化をつかさどり、生殖を順調にする働きがあります。

女性は7才刻みで腎の働きに変化が現れますが、7才頃になると腎の働きが活発になり始めます。

そして14才頃に卵巣や子宮に栄養やエネルギー、ホルモンを運ぶ衝任脈が腎に通じて初潮を迎え、卵巣や子宮が成長して生理が順調になっていくのです。

子宝に恵まれる体には、生理が順調(周期、経血の状態、生理痛の有無など)であることが重要です。

 

 地面やコンクリートにペタンとお尻をつけてすわっている若い女の子をよく見かけますが、「腎」が冷えてしまうのでご注意を!

生理痛の時、カイロを当てると楽になる人は冷えている証拠ですよ。

 

 子宝に恵まれやすい体作りは、10代の初めの頃から始まっているのです。

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