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子や孫にまで代々受け継がれるかもしれない腸内細菌。
理想の割合は善玉:悪玉:日和見=2:1:7
悪玉が多い人は腸内環境に良いものとして摂ったとしても、悪くしてしまう。
そこで考えられるのが善玉菌を多く含む乳酸菌製品を摂ろう!
『生きて腸に届く』って、よく耳にしませんか?
なんか良さそう?
でも、『生きて腸に届いた』ことはどうやってわかるのだろう?
実はここが落とし穴。
生きて腸に届かない!?
乳酸菌含有食品は身近にたくさんありますが、
『生菌』は腸内に1~3日程度しかいることができず、
すぐに排泄されるため、腸内フローラに直接影響は与えないのです。
そしてもう一つ、
『生きている菌は腸内フローラの仲間に入れてもらえない』ことがわかってきました。
母親から受け継いだ腸内細菌を元に形成された腸内フローラ。
これは基本的に生涯変わりません。
一生のお友達と仲良くしているところに突然『よそ者の生菌』が入ってくると、
イヤですよね?
但でさえ、毎日『善玉菌vs悪玉菌』で縄張り争いが起こっているのです。
どんなに良い菌と言われても、よそ者の菌に構っている暇はありません。
無視された『よそ者』は定着することすら難しいため、
腸を通り抜けて排泄されてしまうことが多い。 という、なんとも残念なお話。
では、どうしたらいいのだろう?
そこで、注目されるのが加熱殺菌処理をした『生きていない菌』。
そもそも口から摂取した『生きた乳酸菌』は、
90%以上が胃酸により死滅すると言われています。
でも、元々加熱処理で死んでいる菌だったら?
これが腸内細菌たちのエサになることができます。
自ら腸内細菌のエサとなり、良い菌が増える手助けをするのです。
良質な死菌をエサにすることで善玉菌が増え、
それに伴い日和見菌が善玉菌の味方をしてくれる。
こうして、理想的な腸内フローラの割合を保ち、腸内環境を整えることができるのですね。
まだまだ解明されていない腸内細菌。
しかし食生活から、
現代人の腸内フローラの割合は理想にほど遠いことは見えなくてもわかってしまいます。
まずは、日頃の食生活で少しでも
悪玉菌が喜ぶもの→高カロリーのもの を少なめに
善玉菌が喜ぶもの→低カロリーのもの を多めに
日和見菌が喜ぶもの→食物繊維・発酵食品 を多めに
を意識して、あなたの生涯のパートナーを大事にしてあげてください(^_^)v
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