べにばな薬局のブログ

アレルギーにも、新型ウイルスにも、大事なのは腸です! 腸活しよう!Part1

2020年2月25日 火曜日

『腸はうんちをつくるところ』と思っていませんか?

 

最近の研究では腸内細菌が、

 

動脈硬化・糖尿病・肥満・認知症など

 

様々な病気と関係があることがわかってきました。

 

また、免疫力強化、ビタミン類やドーパミン・セロトニンを作り、

 

エネルギーを作る働きもあるのです!

 

今回はそんな腸内細菌について少し書いてみたいと思います。

 

 

 

腸には細菌が棲んでいる!

 

私たち人間の大腸には約1000種類、

 

100兆~1000兆個の細菌が棲んでいると言われます。

 

これは、人間の体内に棲む細菌の約9割に相当します。

 

重さにすると、1.5kg!!!

 

これらの腸内細菌が菌種ごとに塊となって、

 

腸壁にびっしりと張り付いて生息している様子から、

 

『腸内フローラ(お花畑)』と呼ばれています。

 

 

腸内フローラの中身は?

 

腸内細菌には善玉菌・悪玉菌・日和見菌が存在します。

 

《善玉菌》・・・乳酸菌・ビフィズス菌など

○身体にとって必要な栄養素を効率よく吸収

○ビタミン・たんぱく・体内酵素の産生

○腸内を酸性に近づけ、悪玉菌が増殖しにくい環境にする

○腸の蠕動運動を活発にし、老廃物を排泄しやすくする      

○免疫機能を高める

 

《悪玉菌》・・・大腸菌(有毒株)・ウェルシュ菌・ブドウ球菌など

○食べたものを腐敗させる

○毒性物質をつくりだし、腸内をアルカリ性にする

○有害物質が腸管から吸収され、血管を通り全身を巡る

○タンパク質を分解し、便として処理排泄する

 

《日和見菌》・・・バクテロイデス・大腸菌(無毒株)・連鎖球菌

○善玉菌、悪玉菌のうち、優勢な菌と同じ働きをする

 

 

 

腸内細菌の理想的な割合としては

 

善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7

 

善玉・悪玉と名前はついていますが、どちらもとても重要な菌。

 

毎日のように、善玉vs悪玉で縄張り争いがあり、腸内細菌のバランスが変わります。

 

 

よい腸内細菌の状態を保つには日和見菌を善玉菌の味方につけ、理想的な割合を保つことが必要なのです。

 

 

では、どうしたら理想的な割合を保つことができるの?

 

それはまた次回のお楽しみ~→腸活Part2へ つづく・・・

 

 

 

 

 

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