鼻の症状のタペストリーを見て、自分に当てはまるとご来店。
若い頃から副鼻腔炎で、現在も耳鼻科に通っているが、2ヶ月に1度の受診で服薬のみ。
耳が塞がっているようだとおっしゃるので、詳しくお話しを聴いて漢方薬をさしあげました。
数日後のご来店の折、鼻の出方も減ったし、耳の塞がりが取れましたと報告頂きました。
副鼻腔炎はそれで良しとして。
初めてだったので、沢山お話ししていかれました。
以下お付き合い下さい。
なんと1月に1人で上京。その時、階段を滑って腰を骨折。
入院させて欲しいというがとにかく今のうちに帰りなさいと断られる。
セカンドオピニオンを求めて他院にもいくが、やはり入院は断られる。
(ご高齢だし、寝付いてしまうだろうと思われたか?)
仕方がないから、親戚の付き添いも断って1人新幹線で自室までお戻りに。
ここまでの話もスゴイ女性だと思われませんか?
それから4ヶ月後、見事に歩けるようになり、お習字教室の帰りに
うちの店先のタペストリーを見て入ってこられたというわけ。
高齢者の寝付く原因の一つは、骨粗鬆症による骨折で、動けない間に
筋肉が落ちてそのまま寝付いてしまうというケースがほとんどです。
92才という年齢を考えると当然そうなると思います。
女性ホルモンと骨粗鬆症の話をすると、若い人の50数%、同年代の70数%
しかないということで、現在服薬、注射で治療中とのこと。
うかつにもそれを知らなかったと悔やんでおられました。
治療中でカルシウム剤も取りにくいけれど、
しかし、骨は自分で作るもの。
填精補髄(身体を造っている元が充実し、生命活動が盛んになり、頭脳・骨髄・脊髄を充実する)
腸化為筋(筋肉・骨格を形作る)と古来より言われている良い漢方薬がありますよ。