べにばな薬局のブログ

子宝カウンセラーの会講演より その2

2015年3月20日 金曜日

着床前スクリーニングについて

 

着床前スクリーニングとは

 

体外受精、顕微授精において受精卵の異常を調べて正常なものだけを

 

子宮内に戻すことです。

 

習慣性流産の原因の約70%は原因不明と言われています。

 

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   またまた見にくい画像で・・・

   ちゃんとした資料をここで出せないのが残念。

 

 

 

 

 

 

 

 

体外受精で何度も流産を繰り返すケースでは、

 

着床前スクリーニングは妊娠率を上げるのに有効な方法と言えるでしょう。

 

女性は着床しなかった事で自分を責めますが、それはほとんど関係ないと

 

いわれています。

 

実に7割以上が染色体異常で着床しないのです。

 

 

胚盤胞まで分裂したもので、染色体の数が異常なものは

 

30代でも約50%、43歳~45歳では70%以上もあります。

 

 

 

体外受精において、母体年齢と流産率を調べると

 

 35〜39歳  19.7%

40〜44歳  40.8%

45歳〜    74.7 %

           40歳を境に急激に上がっています。

 

 

 

染色体異常、例えばダウン症候群では70%が流産するといわれますが、

 

ダウン症で生まれた人は、かなり選ばれた人と言えるのではないでしょうか?

 

 

 

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  妊娠を通じての染色体異常の自然選択を表す氷山

  波線の上の部分が選択された割合。

  

 

 

 

 

 

 

 

妊娠継続の鍵は、胚なのか?内膜なのか?実際のところまだ解っていないようですが、

 

体外受精においては、凍結しておいて内膜の状態に合わせて移植した方が成績が良い

 

とのことです。

 

 

流産の確率を下げるためには、良い卵を取ること。 

 

 つまり、あなたが良い卵を作ることです。

 

染色体が正常なら70%は妊娠が継続するそうです。。

 

良い卵を作るためには、何といっても安全な食べもの、解毒、生活習慣の改善でしょう。

 

これは、体外受精でも、自然妊娠でも同じことです。

 

良い卵を作るのは、あなた自身です。

 

 

 

 

 

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